コリの治療 筋・筋膜リリース
こんばんは。
あおです。
今日は、前回の続きでコリに対する治療法を書いていきます。
コリの原因は3種類あります。
①筋膜モデル
②神経モデル
③流体モデル
③流体モデルの治療は、筋を揉むことで血流改善を図り、治療ができます。
では①筋膜モデルと②神経モデルはどのように治療すれば、よいのでしょうか?
①筋膜モデルに対しての治療法は、筋膜リリース、筋膜マニピュレーション、ロルフィングのセッションなどなどあります。
生理学的な治療根拠は
1)熱刺激でヒアルロン酸のゲル化を解除する方法
2)循環を改善し、ヒアルロン酸の脱水を解除する方法
3)圧電効果により、コラーゲン線維の合成を調整する方法
などあります。
簡単にセルフで筋膜リリースを行うには、穏やかにストレッチをすること、テニスボールでコリを30秒ほど持続圧迫するなどがあります。
②神経モデルに対する治療法は、等尺性収縮後リラクゼーション、ストレインカウンターストレインなどあります。
生理学的な治療根拠は
1)ゴルジ腱器官に刺激を入れ、Ⅰb抑制を働かせる方法
2)拮抗筋の筋紡錘に刺激して、相反神経抑制を働かせる方法
3)当該筋の筋紡錘を短縮させ、筋紡錘からの求心性情報を低下させる方法
などあります。
セルフケアは当該筋に5-6秒ほど等尺性収縮を行うこと、拮抗筋に5-6秒ほど等尺性収縮を行うことなどあります。
治療する側の観点から言わせていただくと、どのモデルに対して治療するか、はっきり意識しておくと治療効果が変わる気がします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。